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夢を実現した先輩たちから、うどんの道を志す後輩たちへ

修業生

平塚 修さん(愛媛県出身)

愛媛県今治市で、讃岐うどん店「ひら家」を経営。


専門学校を卒業し建設会社に就職しましたが、何か今ひとつ物足らず、人生をかけて打ち込めるものを模索していました。そんな日々の中で讃岐うどんに興味を持ち、いつしか自分の店を持ちたいと思うようになりました。「おか泉」のことは、雑誌で知りました。どうせなら、讃岐うどんのトップに立つ店で修行したいと思いましたが、全く飲食業を知らない自分ができるのだろうかと、ずいぶん悩みました。

修行生になって驚いたのは、みなさん仕事に対する真剣さです。まず、当然のことですが、食べ物商売は安全で衛生的でなければならないことを徹底的に教え込まれました。怒られることも多い毎日でしたが、お客様の満足した幸せそうな顔を見るたび、「おいしかったよ」と声をかけていただくたびに、必ず自分の店を持とうと頑張ることができました。「おか泉」の修行生であったということは、その後の自分自身の大きな誇りと自信です。

修業時代、岡田社長に「お客様を裏切るな」と何度も言われましたが、自分の店を持ってその言葉の重さをずっしりと感じています。修業時代は、なかなか実感できなかったのですが、自分の店だと思って懸命に心配りをし、真剣に修行に取り組むことが大切です。自分自身の店を開店したときに、その修行の全てが生かされてくるのです。どうか、かけがえのない修業時代、一瞬一瞬を有意義に過ごしてください。

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