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讃岐うどん談義|おか泉交流録

第8回 鍵山 秀三郎氏

行列するのが楽しいお店
岡田社長とおか泉店頭で

 近くに住んでいれば、毎日でも行きたいお店、それが“おか泉”さんですね。
少し位い遠くてもお訪ねしたいお店です。

 香川掃除に学ぶ会のお世話をしてくださる小川純隆さんが、どうしても連れていきたいお店があると、私を案内してくださったのが“おか泉”さんでした。

 お店の前では、順番を待っているお客様お一人おひとりに、丁寧にお声がけをされている店主の岡田文明様のお姿が目に入りました。

おか泉での食事のひととき
屋外での清掃活動
社長時代からトイレ掃除を実践

 岡田文明様がご自身で練り上げられた、高い全人格をもって、お客様へのおもてなしをされるお姿から、“おか泉”さんの魅力を大きく感じました。
いただく前から、“おか泉”さんのおうどんの味が、他に比類のないものであることが分かりました。
運ばれて来た、透き通るように艶のあるおうどんは、一目で味のよさが分かりました。
一口いただいて、私の予想を遙かに超えた味であることを教えられました。
行列をして順番を待ってよかったと、思えるほどでした。
私のような高齢者でも大盛りを、同行した人は、一口いただいただけで、もう一杯追加をすることからも、味のよさが分かっていただけるでしょう。

 “おか泉”さんに行く途中には、何十軒もの“うどん屋”さんがあるのに、そこを通り過ぎてご案内くださった小川さんのご好意が身にしみて伝わって参りました。

 “おか泉”さんをお訪ねする日は、お店に近づくに連れて楽しみが大きくなり、いただいた後は、満ち足りた気持ちを胸に抱いて帰ります。

 かの豪華客船「飛鳥II」にゲスト・シェフとして招かれ、“おか泉”さん世界一周の船客に「讃岐うどん」の手打ちから調理を要請されたこと、それが大好評で、再び招かれているという事実をもってしても、店主としての岡田文明様への高い評価がうかがわれます。

 小学校での“うどん教室”など、社会貢献への道を拓き、地域社会の発展に尽くしていらっしゃることに、深い敬意を表します。

鍵山 秀三郎氏のご紹介

1933年東京都生まれ。1952年疎開先の岐阜県立東美濃高校卒業。1953年デトロイト商会入社。1961年ローヤルを創業し社長に就任。1997年社名をイエローハットに変更。 1998年同社取締役相談役となる。創業以来続けている「掃除」に多くの人が共鳴し、近年は掃除運動が内外に広がっている。「日本を美しくする会」創唱者。著書に、『凡事徹底』『鍵山秀三郎語録』『小さな実践の一歩から』『日々これ掃除』『掃除に学んだ人生の法則』(以上、致知出版社)、『鍵山秀三郎「一日一話」』、日めくりカレンダー『鍵山秀三郎 凡事徹底』、CD『鍵山秀三郎 感動の談話集』(以上、PHP研究所)などがある。
NPO法人 日本を美しくする会 http://www.souji.jp

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